持続可能な日々

持続可能な社会とは何か。考えつつ行動し、行動しては考える日々を、持続可能なペースで綴ります。

メロンパンフェスティバル!

ゴールデンウィーク中の5月6日に、友人が運営に参加している

「メロンパンフェスティバル2017 in TOKYO」

に行ってきました!

 

このイベントは、スマートフォンに使われるレアメタルが、アフリカのコンゴ民主共和国における紛争の原因となっているという事実を、メンバーが知ったところから始まったそうです。

 

しかし、この問題についてメディアで取り上げられることは多くありません。だからといって、事実を直接的に訴えることで、スマホを使うことに抵抗を感じさせてしまいたくはない。

 

そうした葛藤の中で、代表の平井さんがたどり着いたのが、

大好きで身近なメロンパンを通じて、コンゴのことを身近に感じてもらう

という方法でした。

メロンパンの売り上げの一部は、コンゴで医療を行うNGOHeal Africaに寄付されているそうです。

 

私もオルタナSさんの朝活などを通して、無意識にできて、楽しい仕組みでなければ、持続可能な社会は実現できないということがわかってきたので、とてもいい方法だと感じています。

(と思っていたら、実はその朝活が、メロンパンフェスティバルが生まれる一つのきっかけになっていたそうです!下の記事には書かれていませんが、副編集長の池田さん談。)

alternas.jp

 

さて、当日のイベントでは、当日限定のメロンパンを含む20種類以上のメロンパン目当てに、長蛇の列ができていました。

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当日限定のメロンパンたち。

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アカデミックな香りただよう展示。思わず吹き出してしまいました。

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今年のコンセプトは、『「言の葉(ことのは)」を物差しに、モノを選ぶ』。斬新なキャッチコピーと紹介文を通じて、目に見えない背景や、作り手の気持ちに想いをはせます。

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そして、忘れてはいけない、コンゴのこと。

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とても楽しいイベントでありながら、しっかりとコンゴともつながっている。メロンパンを買うことを通じて、無意識のうちに、コンゴの人たちの力になれる。また一つ大きなヒントをいただくことができた気がします。

 

ちなみに…

私の友人が考案した、ボンジュール・ボンさんのクワトロフォルマッジメロンパンは、ボンジュール・ボンさん全店で発売されたそうです!私は当日購入して、とても美味しかったので、みなさんもぜひ!!

 

 

『日常のSDGs』 1. 「貧困をなくそう」(1)

お久しぶりです。大学院の授業の課題に追われて、更新が滞ってしまいました。

 

第1回のブログで書きましたが、先週の朝活から

「半径3メートルのSDGs」

というテーマで、SDGsを達成するために日常生活の中で何ができるか、を話し始めました。

 

先週の朝活では、SDGsの目標1、

「貧困をなくそう」

をテーマに、身の回りにある「貧困」とは、そして自分たちにできることは何か、を話し合いました。

 

「貧困」というと、SDGsに書かれている内容からも、自分たちのイメージでも、発展途上国での貧困を思い浮かべがちです。

 

しかし、日本にも貧困は存在します。

 

ひとくくりに考えることはできず、またこれで全てというわけではありませんが、

・ホームレスの人たち

高齢者の貧困

ワーキングプア

・大学生の貧困

・子どもの貧困

など、実際には身近に多くの問題がひそんでいることに気づきます。

 

これらの問題を解決したいと考えたときに、私たちがしてしまいがちなのが、

「自分は彼ら/彼女らのために、何ができるか」

という思考だと思います。

 

もちろん、この思考が間違っているわけではありません。困っている人たちを見たら、何か力になってあげたい、と思うのは当然のことだと思います。

 

でも、外からの支援をいつまでも続けるわけにはいきません。

これは途上国支援についてもいえますが、金銭・物資の支援は一時的で、それがなくなったとき、再び苦しい状態になることが多いと感じます。

悪い場合には、与える・与えられる、という依存の構造を強化することになっているように思います。

 

本当に困っている人たちのことを思い、問題を根本から解決するには、

「彼ら/彼女らが自分たちで貧困を抜け出すには、どのようなサポートができるか」

という思考をすべきだと思います。

 

このような形のサポートは、金銭・物資の支援のような即効性はなく、それにかかわるには、時間と体力・精神力を注ぎ込む覚悟が必要です。全ての人がかかわる必要はないと思いますし、私自身も何かそのようなことを行っているわけではありません。

 

それでも、生きづらさを感じている人、そしてその人に寄り添う人を「誰一人取り残すことなく」、一緒に伴走していけるような社会が、「持続可能な社会」なのではないでしょうか。

 

次回以降は、自らの時間と体力・精神力を注ぎ込み、貧困を抜け出すためのサポートを行っている人・団体にスポットライトを当てたいと思います。

アースデイ東京2017

本日は、アースデイ東京2017に行ってまいりました!

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アースデイ」は、1970年にアメリカの上院議員の呼びかけで始まった運動で、422日をEarth Day地球の日)”と定め、この日に環境問題について考え、行動するための集会が開かれました。この動きは世界中に広がり、422日を中心に、様々なイベントが各国で開催されます。

 

東京では、1990年に第1回のイベントが開催され、それ以来、毎年422日の前後の週末に、代々木公園を中心に「アースデイ東京」が開催されています。

 

森林・緑化や循環型社会など、「環境問題」というキーワードからすぐに思い浮かぶような分野だけでなく、こども・子育てや国際協力など、様々な角度から、地球と暮らしをよくしよう、という活動が行われていました。

 

自分としては、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを、全員参加型で行うヒントが得られたので、有意義な時間でした。

 

「お祭り」という形で行うことで、普段はあまり関心がない人も気軽に立ち寄って、ちょっと地球にいいことができる。

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でもこれがお祭りという非日常で終わってしまっては、結局何も変わらないですよね

 

そこで、私のライフスタイルシフト宣言!

「無意識のうちに環境を破壊する生活から、無意識のうちに環境を改善する生活へ!」

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簡単なことではありませんが、無意識に理想的な選択ができるような社会に、少しずつでも変えていければと思います。

朝活、はじめました。

はじめまして。東大大学院修士1年の新荘(しんじょう)です。大学院で研究しつつ、「持続可能性」に関心を持って日々を過ごしています。

自分自身のことは、改めて書くことにして、今日は、昨日の朝参加した「朝活」のお話をしたいと思います。

 

若者とソーシャルを結ぶメディア、『オルタナS』さんが主催されている朝活に参加してきました!

 

この朝活は毎週水曜日の朝に、渋谷で行われていて、今回のテーマはSDGs(持続可能な開発目標)」

でした。

 

参加者は『オルタナS』副編集長の池田真隆さんと、企業の方、環境NGOの方、私を含めた学生2人の5人で、和やかな雰囲気で行われました。  

 

"SDGs"とは簡単に言うと、

あらゆる貧困や不平等を終わらせ、人間がこれからもずっと地球で暮らしていく

ための目標です。

 

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最近は吉本興業SDGsを広める活動に参加するなど、SDGsに対する社会の関心が高まってきています。

news.yoshimoto.co.jp

 

その一方で、SDGsを達成するための具体的なアクションは、まだあまり広がっていないように思います。

 

そこで今朝の朝活では、

「どうすればSDGsに対するアクションがもっと広がるか」

がテーマになりました。

 

SDGsの達成に向けて行動できない理由は、

 

・関心はあるが、SDGsの具体的な内容はわからない

 

・関心があって内容もある程度わかるが、何をすべきかわからない

 

というものが大きいのではないでしょうか。

 

これを解決するには、

日常生活の中でどのような選択をすれば、SDGsの達成に近づけるか

がわかりやすくなっていなければならなりません。

 

しかし、その具体的な方法は…

 

というところで朝活は時間切れでした!

 

というわけで、

来週の朝活のテーマは

「半径3メートルのSDGs」

になりました‼︎

 

誰か、一緒に行きませんか?